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精霊の守り人

精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2) 精霊の守り人 (新潮文庫 う 18-2)
上橋 菜穂子 (2007/03)
新潮社

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体内に水妖の卵を宿し、そのせいで王である父親に命を狙われることになった第二皇子チャグム。チャグムを皇子と知らず助けたことがきっかけで、用心棒としていっしょに旅をすることになった女用心棒バルサ。バルサの昔なじみで薬草師のタンダ。タンダの師匠で呪術師のトロガイ。
登場人物の誰もが魅力的で、力にあふれている。
なかでも幼くしてつらい運命を背負ったチャグムのなんと健気で強いことか。

事実が後世にどう伝えられていくか――政治のなかで歪められたり、祭りや民謡として伝えられたり、という部分が具体的に描かれているのは作者が文化人類学者ということも影響しているのだろう。
変に語りすぎず、話の中で自然にそういったことが語られていくあたり、とてもバランス感覚の優れた人という気がします。話が話として骨太で落ち着いている。

『蒼路の旅人』を先に読んでしまっていたけれど、こういうことだったのかー。
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