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誰も知らない(DVD)

誰も知らない 誰も知らない
柳楽優弥、北浦愛 他 (2005/03/11)
バンダイビジュアル

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「しばらく留守にします」
という置き手紙を残し、家を出た母親。残された4人の子供たちは、母親の帰りを信じ、お金をやりくりしながら日々を過ごす。大家には「子供は1人」と言っているため、12歳の長男・明以外は家を出ることも許されない。誰も学校にも行っていない。身を隠しながらの生活が、淡々と映し出される。

なんというか、ただただ重くやるせなかった。

「帰ってこない。…たぶん」

しだいに失われていく希望。
母親への苛立ち。責任感と義務感、弟妹達への苛立ち。

「誰も知らない」
本当に、誰も知らなかったのか?
あの子たちの姿を、現実を、知っていた人もいた。
それなのに。
子どもには何もできない。
他人には何もできない。
そうなのかな。本当にそうだったのかな。



幸せになりたい、という母親の気持ちもわからないではない。
母親だって一人の人間なんだ、という言葉も理解はできる。
けれどそれは、自分の子どもを見捨てていいということでは、けして、ない。
どうしてあんなことができてしまうのかな。
どうして、自分だけが幸せになろうとできてしまうのかな。
あまりに無責任な母親の姿に、憤りがこみあげる。
でも、「信じられない」とは言えない。
何が悪いとは一概に言えそうにない。
ああいう母親に振り回され、誰にも助けてもらえないでいる子供たちは、きっとまだまだたくさん、周りにあふれかえっている。
隣の人の顔も知らない、こんな世の中なら、今だってこのアパートの中で同じようなことが起きていたって、私は気づかないだろう。



母親に見捨てられた子供たち、という意味では、先日観たばかりの「孤児のミューズたち」と設定は似ているけれど、こちらのほうがひどくて救いがなかったなあ。
母子家庭の現状。他人への無関心。
日本の社会の問題を突きつけられる。
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