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孤児のミューズたち

「孤児のミューズたち」(Studio Life[The Other Life])
両国シアターΧ(カイ)19:00~
作:ミシェル・マルク・ブシャール 翻訳:佐藤アヤ子 
上演台本・演出:倉田淳
abriキャスト(カトリーヌ:坂本岳大/マルティーヌ:石飛幸治/リュック:岩崎大/イザベル:林勇輔〈舟見和利〉)



「死んだはずの母さんから電話があったの。明日帰ってくるって」

カナダの小さな町に、4人のきょうだいたちが集まった。
教師の長女カトリーヌと、知恵遅れと言われている末っ子のイザベル。母親の服を着て小説を書き続けるリュック。カナダ軍大尉の次女マルティーヌ。
探り合うように会話をする彼らには、父親も母親もいない。父親は戦死し、母親は――
現在と過去、現実と妄想が交錯しながら4人の口から語られる母親の姿。美しく奔奔放な母親の、残酷で痛々しい仕打ち。小さな村で母親に対して行われた差別。忘れようとし、忘れまいとし、母親の影にとらわれ傷つき続ける子供たち。母親への復讐、母親にひどい仕打ちをした人たちへの復讐、欺き続けてきた人たちへの復讐――しだいに明かされる彼らの胸のうちと真実。

「解放って、成長するってことだって言ってた」

ラストで、「解放」という言葉の本当の意味を知る。
鮮やかに復讐を遂げ、すっぱりと旅立つ姿。
思いがけないラストには、でもだからこそ強い希望も感じた。
次々と展開していくので、ネタバレになっちゃって全然話に触れられないけれど、飾りすぎない舞台で安心して観れました。

ところどころで、淡々とした声調の中にも、抑えた感情がうかがわれる。声だけがものすごく剣呑な。
ライフはこういう演出がうまいなあ。

ところで岩崎さんの役(女装男子、ポエマー)がすごいツボできゅんきゅんしました。背が高いけど細いから女装似合うんだもん。甘い声だからポエムが似合うんだもん。(笑)

しかし石飛さんどんどんごつくなっていくなあ…と思っていたら、舞台あいさつで「昔の写真を見た人に『細かったんだなあ!』と言われる」とご本人が仰ったので、ものっすごいウケてしまったゴメンナサイ。

今回、舟見さんが体調不良で林さんが代役だそうで。
舟見さんも心配だけどダブルキャストの両方でぶっ通しになってしまう林さんも心配です…。
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