スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ゲキ×シネ「五右衛門ロック」

2009.5.29 新宿バルト9にて鑑賞
脚本:中島かずき 演出:いのうえひでのり
出演:古田新太、松雪泰子、江口洋介、森山未來、川平慈英、濱田マリ、北大路欣也、高田聖子、橋本じゅん、粟根まこと、冠徹弥、ほか

劇団☆新感線の舞台が映画館で観れちゃうよ!
という企画「ゲキ×シネ」。
(形態は映画なんだけど内容は舞台なのでカテゴリは「舞台」にしておきます。)

「五右衛門ロック」
天下の大泥棒、石川五右衛門の活躍?をロックミュージカルで描いた舞台です。
釜茹でにされたはずの五右衛門が実は生きていて、女盗賊のお竜と南蛮商人たちとともに南の島にある秘宝を盗みに行く、という話。



面白かった!スカッとした!
そうそう、これでいいじゃない!
気分爽快!単純明快!

新感線らしさがよくでた、それでいてまたスペシャル感あふれる豪華な舞台だったと思います。五右衛門といいながら話はルパンの映画みたいな感じ。なのでルパンと殺陣と踊りとロック(わりとこう懐かしいベタなロック)が好きな人には無条件にオススメします。
GOEMONよりこっちを観たらいいよ!マジで!

お話はほとんどネタバレになっちゃうのであれて触れずに。
キャストの素敵なところなど語りますよ。
(長くなったのでたたんでおきます)

...続きを読む

スポンサーサイト

キサラギ(舞台)

2009.4.16 19:00~ 
「キサラギ」(舞台)
世田谷パブリックシアター
原作脚本:古沢良太
舞台脚本:三枝玄樹
演出:板垣恭一
出演:松岡充、今井ゆうぞう、佐藤智仁、中山祐一郎、今村ねずみ



アイドル・如月ミキの一周忌に集まった5人の男。
彼らはインターネットの掲示板で知り合った常連で、ミキの思い出話に花を咲かせていた。
ところが突然「如月ミキは自殺じゃない。殺されたんだ」と言い出した人物が。
それをきっかけに次々明らかになる5人とミキの関係。
愛憎渦巻くやりとりと推理を重ねるうちに、やがて5人はひとつの結論へと辿り着く…。



映画でも大好きなお話だったので、脚本ほとんど変わらないと「やっぱり小栗旬のほうが…」とかつい思ってしまうんだけど、役者さんの力もあって途中から気にならなくて引き込まれました。それぞれが映画とは少しずつ違っていて、これはこれで素敵だったな。

何度観ても脚本が秀逸。
映画だときっちりと画面の中でお話が進む感じだったんですが、舞台で観ていたら、中盤でバラバラっとあちこちに散らされた事実が、後半でパズルみたいにキレイに拾われて収束していく様子が目に見えるみたいに感じ取られて、それがまた面白かったなあ。空間の効果といいますか。
最後のほうで広い舞台の隅々からいろんなピースが中央にぎゅう~って集まっていくみたいで、思わずため息が漏れました。
自分の大切な相手への思い、近くにいたい、支えになりたいという思い。ともすると一方通行でキモイと言われてしまいそうだけれど、それがちゃんと相手に届くってことの幸せ、共有する仲間がいるということの幸せを、じんわり感じることができる。テンション高くて感情の起伏がすんごいんですが、辿り着く先がせつなくて暖かくて、それでもどこか笑える…素敵なお話でした。



そもそもこれが目当てだった佐藤智仁氏は、なんと映画ではドランクドラゴン塚地が演じた空気の読めない田舎男の役。びっくりした…テンション高いわウザいわキモいわで役としては大正解。けど最終的にはすんごく可愛く見えてきちゃって困惑した…。
最後の最後にアイドル曲に合わせてピンクのハッピ着て踊る場面があるんだけど、ここの智仁氏が死ぬほど可愛くて…!(悶)ずっと「やばい、可愛い」って呟きながら観てました。あー、予想外にもしっかりアイドルなんだなあ、このヒゲ男。
…私、智仁氏に普段はあまりときめかないんだけど…
加賀美(@カブト)のときだって全然ときめかなかったのに…
思わず友だち(観劇済み)に電話かけて「なんかちょう可愛かったんだけど最後の!!」とか叫んでしまったくらい。
松岡充さんも今村ねずみさんもたいそう可愛かったのに、なぜか智仁に全部持ってかれちゃった…。

映画版と話はほとんど同じだったんだけど、唯一といっていいほどの違うところが、松岡氏演じる家元がミキちゃんに送ったのがファンレターだけじゃなく「歌」もだったっていう…笑。 劇中でいじけながら歌うの、可愛かった(笑
あ、あとミキちゃんのお歌も違ったよ。これ映画のときはほんっとーにヘタで笑ったけど、今回は普通に上手でちょっとガッカリ(笑)。ミキっぺは歌がヘタでいいんだよ!そこがいいってみんな劇中で言ってたじゃない!



世田谷パブリックシアターいい劇場でした。広すぎず狭すぎず。ちょっと椅子が高いのがチビっ子にはきつかったけど…。

D-BOYS STAGE vol.3「鴉~KARASU~04」

2009/4/12 19:00~
D-BOYS STAGE vol.3「鴉~KARASU~04」。
主催:ワタナベエンターテインメント、ネルケプランニング
脚本:羽原大介
演出:茅野イサム
出演:鈴木裕樹(細谷 十太夫 直英 役)/五十嵐隼士(寅吉 役)/加治将樹(大嶽 修造 役)/柳浩太郎(五郎 役)/柳下大(太一 役)/足立理(竜 役)/中村昌也(乾 進之介 役)/高橋龍輝(宗次 役)/橋本汰斗(久我 源 役) 他
http://www.d-boys.com/d-boysstage3/04/index.html



時は幕末、仙台藩・衝撃隊「鴉組」の物語。
仙台藩士・細谷十太夫(鈴木裕樹)のもとに、百姓や木こり、脱藩武士などさまざまな立場の人間が、侍になることを夢みて集まった。お金がほしい、名字がほしい、毎日おなかいっぱいごはんを食べたい。動機も立場もさまざまな「寄せ集め」の彼らだが、東北を攻めてきた長州藩の軍勢と戦ううちに、彼らの間には不思議な信頼感が生まれていく…。



…恥ずかしながら、フィクションかと思って観てました。東北版新撰組って感じかあ、なんて。
調べてみたら鴉組って実際にあったんですね。
幕末ってこういう人たちがほんといっぱいいたんだろうなあ。


そんなわけでの初・Dステでした。

…すみません、所詮アイドル舞台だと思って見くびっていた。 失礼しました、ホント失礼でした。
普通にすごくおもしろかったよー。みんな演技もよかった。腹から声ちゃんと出てた。笑えて泣けた。いいお話でした。

見せ場をわきまえているという意味ではその他一般のへたな舞台よりよかったかもしれない。お客さんも盛り上げ場をわかっているというか、お行儀よく笑ったり拍手したり泣いたり、いい雰囲気の舞台でした。
山場の音楽もよかったし、衣裳もよかった。鴉組の黒マントが翻るのがすんごい美しくてねー。
今回初日だったので、たぶんまだ力の抜きどころがわかってなくて全力投球だったと思うんだけど、中盤あたりにはきっともっと動きがキレイになっているんだろうな。



鈴木裕樹くんの顔がすんごい好きで、一度でいいから生ズッキーを観たい!というのが今回の観劇の動機だったわけですが、やっぱり…かっこよかったです。好きだわ~。背が高いから舞台映えするんですよね。小さい子達もいい味出してましたが…。

それぞれ隊士のキャラ作りがしっかりしてて、よかったです。
いつか自分が頂点に立ちたいという野望に満ちた細谷。彼を支える真面目な副隊長、乾。人生博打の楽天家、寅吉。とにかく貧しさから抜け出したい百姓兄弟、太一と宗次。木こり斧だけが唯一の親友である竜。鉄砲打ちの飲んだくれ、五郎。
最初は軽蔑や警戒で距離があった彼らの間にだんだん絆が強まっていく様子がまたじわじわと胸を打つ。それでいて最後の最後まで、「しょうがねえから一蓮托生」的な距離のとりかたも素敵だったな~。

敵さんのキャラもなかなか。


(以下ネタバレ+萌え語り)

...続きを読む

カリフォルニア物語(舞台)

カリフォルニア物語

主催:テレビ東京、銀河劇場、Studio Life
企画・制作:Studio Life
原作:吉田秋生『カリフォルニア物語』(小学館)
脚本・演出:倉田淳

2008/03/08 13:00~
キャスト(Road39チーム):ヒース=林剛史/イーヴ=松本慎也、ほか


今日は、舞台「カリフォルニア物語」を観てきました。
スタジオライフの舞台がもともと好きだったのと、デカレンジャーでブルー役だった林剛史さんが客演と知ったので、観てみたいなあと思い。さらにD-BOYSからも三上真史くん(ボウケンブルー)と中川真吾くんの二人が客演。D-BOYSは特撮に出ている子も多くてちょっと気になっていたので、ちょうどいい機会だわっと思って行ってきました。
カリフォルニア物語。吉田秋生さんの漫画が原作です。カリフォルニアを飛び出しニューヨークへ向かう青年ヒース。カリフォルニアに憧れる少年イーヴ。家族や境遇に苦しむ二人が出会い、ニューヨークでともに暮らし始める…。



…もう、イーヴがとにかくせつなかった…っ。
ヒースが女の子と付き合いはじめちゃって、ヒースに惹かれているのになんでもないふうを装って気を遣ったりするイーヴを見ているだけで胸が痛くて、何度もほろほろ泣いてしまった。
吉田秋生は ネ申 だと思った。男同士の愛情を、こんなふうに人間と人間の絆として描ける人って少女漫画界にほかにはいないんじゃないかと思う。生まれ育ち境遇、家族関係、社会の中での存在価値、そういうものすべて含んだ目線から、人間性を描くことができるってすごいことだ。

イーヴ役の松本慎也さんがまたよかったんですよねー。それこそライフで新人の頃から何度か観てきたけど、今回の役は本当に、今まででいちばんよかったんじゃないかと思う。うまくなったなぁ!…てか、役が合っていたのかな、彼に。貧しくて教養もない、けれど純粋で明るくふるまう少年。笑顔でいるのに胸が痛くなる、そんな子をよく演じきっていたと思います。笑顔がーー。

ライフの演技というのはわりと繊細というか、たとえば息を飲んだり息を詰めたり、一瞬だけ目を伏せたりという、小さな小さな動きや声の震え、手の動きなどで感情表現をしていこうという傾向が強いように思います。
言葉とは裏腹な感情も、演技からちゃんと伝わってくる。
そういうのが毎回ツボに入って、せつなさ指数が上がるのですよねえ。

4キャスト公演だったので、他の人が演じたらどうなっていたのかとても気になり、全キャスト観てみたかったな…という気持ちが強く残りました。しかももう一人のイーヴはD-BOYSの中川くん。彼の演技って観たことないけど、きっと全然違うものになっているんじゃないかなあ。演じる人によって役の解釈も違うだろうし、相手によって演じ方も変わってくるだろうし。

舞台はミュージカル仕立て。客演のミュージカル俳優さんやアーティストの方はさすがにとても歌がうまかったです。差が明らかになってしまったという面はあるけど、いい引き締め役になってよかったなぁ…と(笑)。発声がもう全然違うんだもの。
そういう意味では、及川健さんはさすがだなあと思いました。声が響く。舞台に立ちなれた人だなと思いました。なんというか若い子の中に立つとキャリアが歴然(いつまでも年齢不詳だけどw)。迫力が違った。。

今回はプロデュース公演ということで、客演の方が多く、ライフ単独公演の完成度や濃さ(笑)に比べたら、やや薄い部分もあったとは思うけど、いろんな方面からの役者さんが参加することで、世界に広がりが出ていた気がします。たまにはこういうのもいいですね。

オセロー

2007.10.14/彩の国さいたま芸術劇場
シェイクスピア原作/蜷川幸雄演出/吉田鋼太郎、蒼井優、高橋洋、山口馬木也ほか出演

16世紀のヴェニス。ムーア人の将軍オセロー(吉田鋼太郎)は、若く美しい妻デズデモーナ(蒼井優)を娶った。数々の戦績と軍からの信頼を得ているオセローと、純粋で高潔なデズデモーナはまさに理想的な夫婦。しかし、オセローを恨んでいる部下イアゴー(高橋洋)は、巧みに言葉を操り、オセローの心に嫉妬の炎を灯らせる――。

* * *

オセローのあらすじも知らず観に行ってしまいましたが、役者さんたちの演技力に圧倒されひきつけられ、最後まで楽しめました。
嫉妬の愚かさ、悲しさがストレートに伝わってくる作品。
好人物で優しさにあふれたオセローが妻の不義という猜疑に苦しみながら、狂い、その人間性を失っていってしまう過程は見ていてとてもやりきれないものがありました。あんな嘘にひっかかって、馬鹿!と言いたいけれど、純粋だからこそひっかかってしまったんだろうし、それにイアゴーの言葉がまたものすごく狡猾で、信じざるを得ないようなやりかたなんだ…。
それに人ってああして猜疑や不信にとらわれてしまうと、なかなか冷静にはなれないもの。真実が真実として人の心に届かないことに関しては、本当に悲しいと思うけれど…。

イアゴーの高笑いを見ていて、ときどきデスノートの月を思い出しました。動機の違いこそあれ、身近な人を平気で欺いて、自分への信頼も逆手にとっては高笑いしていた月とイアゴーがなんだかかぶる。
イアゴーの気持ちについてはいろいろ考えたいところ。

それから、なんと言ってもデズデモーナ役の蒼井優ちゃん! とにかくきれいでした。細くてまっすぐで、立っているだけで空気が清浄になる。澄んだ声、立ち居振る舞い、高潔で純粋なデズデモーナそのもの。蜷川演出ってちょっと台詞回しにクセがあるので、ほかの舞台も観てみたいなあ。

山口馬木也さんや馬渕英俚可さんもよかった。
吉田さんはほんとうに逞しくて美しいオセローだった。おじさんでスキンヘッドで、一見美しいとかいうと違和感もあるんだけど、舞台上で堂々としている姿には惚れ惚れ。それでいて、苦悶している姿にときどき客席から笑いが漏れるくらい、恋に落ちた中年男の可愛さがにじみ出ていた…。

そういえば、前半で舞台前方に立ってた柱が一本倒れたんだけど、あれはアクシデントだったのかしら?一度照明が落ちたあと元に戻ってた(笑)

* * *

今回、事前にバタバタしていたのと、当日まで自分自身が行けるかわからない体調だったこともあって、結局一人での鑑賞となってしまいました。ひとつ空席を作ってしまったのが本当に悔やまれます。補助席いくつも出てたし、チケット取れなかった人もいただろうになあ。
申し訳ないことをしてしまった……後悔、反省しきり。

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。