スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ヤマシタトモコさん新刊3冊

★BLです(※1冊は女性誌)

9月にヤマシタトモコさんの新刊が3冊も出てびっくりした。
タイミング合っただけにしてもすんごい量描いてるなこの人…。

とはいえ、出せば出すほどこの人の作品は自由度が上がってく気がします。出せば出すほど(そしてホモから離れていくほど)好き度が上がる。珍しいな、こういう作家さん。
(だいたいは出せば出すほど作品の重みがなくなって、どうでもよくなってくる)

とくに9月に出たやつはほんと3冊とも好きだなあ。 てなわけで感想。

* * *

MO’SOME STING (ゼロコミックス)MO’SOME STING (ゼロコミックス)
(2009/09/10)
ヤマシタ トモコ

商品詳細を見る

ヤクザと自殺志願の弁護士と追手から逃げる女子高生の話。
クマちゃん(女子高生)がとにかくいい~!大好きだこういう子。ヤマシタさんの描く女の子はイキがよくて勘もよくて大変好ましい。ヤマシタさんの作品はBLだろうがホモだろうがかまわずに女性がばんばん出てくるところが好き。対比として出てくるわけじゃなくて人間のひとりとして登場するので男も女も関係ない、と言われてるみたいで非常にすがすがしい。そんなわけで、ホモが出てきますがこれBLなのかはちょっと謎…。
キャラ萌え作品と作者自身が言ってますが、まさに…。名前がみんな動物なのもひそかに好きポイント。キャラ的に個人的ツボはドエスなキツネさんですが、実際にいたら絶対に関わりたくない。
これ長いスパンでシリーズ化してほしい。

* * *

Love,Hate,Love. (Feelコミックス)Love,Hate,Love. (Feelコミックス)
(2009/09/08)
ヤマシタ トモコ

商品詳細を見る

これだけBLジャンルじゃないのかな。女性誌で連載された作品。白状するが3冊のなかで一番好きかもしれない。というか自分の漫画の好み的に一番馴染みのある雰囲気の漫画。大学教授のオッサンとバレエ一筋で生きてきたアラサー女子(処女)のお話。ああなんつーかすげえよくわかるよこの主人公の男の人に対する感情。「おまえって言わないでよ」てすげえわかる!てなんか衝撃受けた。
あとバレエに対しての気持ちも。好きなものって長く関わるとすきかどうかわからなくなるんだよね、それでもきっと離れられないもんなんだよなあ。すきを取り戻したときのあのなんともいえない感動って、忘れがたい(まあ、すぐに忘れちゃうんですけど)。

* * *

YES IT’S ME (MARBLE COMICS)YES IT’S ME (MARBLE COMICS)
(2009/09)
ヤマシタ トモコ

商品詳細を見る

短編作品集。
一番最初の美大の話が好きだー。かわいい。(でもこの作品の中で何が一番興味深いかって春画をうふふって抱えてった美女がどんな恋愛をしているのかだったりする←本題に全く関係ない)
そして表題作が好きだー。ナルシストが恋に目覚める瞬間。自分ダイスキ男が性格悪いわけじゃないのがヤマシタテイストだなあと思う。
どこもかしこも確信犯だらけの1冊だなあと思うんだ。
そしてこの1冊の中で一番心に残ったのが最後の「夢は夜ひらく」。女の人になりたいコスメショップ店員(男)のお話。なんかジェンダーを扱っているせいかよしながふみさんみたいな印象もあるんだけど、そうかまあようするに私がジェンダー作品が好きなんだよな。ホモ作品に求めてるものってジェンダー考察みたいなところもあるし…。自分が認められない自分を認める過程、みたいなものが描かれてる作品が好きなんだよねえ。(だから最近のBLが好きじゃないんかも)

前に美容院でスタイリストさんと話してたときに「女装趣味の男の人」の話になって、「奥さんとかどう思ってるんですかねー。傍から見たら『キモッ』としか言えないようなオジサンなんですよねああいう人って」と言われてなんだかいたたまれなかった気分を思い出した…。奥さんならともかく、アカの他人がキモッとか言う権利はないと思うんだ、思うのはしかたないけどさ、本人だってそんな自分を認めかねているんじゃないかと思うんだよねえ。
スポンサーサイト

★ねがったりかなったり/花影の記憶/螺旋の素描

★BLです
最近読んだもの、簡単に感想。

ねがったりかなったり (MARBLE COMICS)ねがったりかなったり (MARBLE COMICS)
(2009/03)
もろづみ すみとも

商品詳細を見る

『あかるい家族計画』のもろずみさん、2冊目が出たんだ~!って思って買ってきました。
この人って絵がすごくかわいいのに、えろシーンがえげつなくて毎回びっくりする。お話も、けっこう泥沼でどす黒くって、読むたびびっくりする。おもしろいギャップだな~。
今回はケーキ屋さんが舞台。ゲイのパティシエがノンケのバイトくんに惚れちゃうんですが、付き合い始めた時点から泥沼。嫉妬とか誤解とか堕落とか、要因はさまざまなんだけど、難をいえばそのうまくいかなさがもうちょっと整理されてると読みやすかったかも。ああでも整理されてないからこそ何度も読み返したくなるのかなあ。



花影の記憶 (ミリオンコミックス Hertz Series 59) (ミリオンコミックス  Hertz Series 59)花影の記憶 (ミリオンコミックス Hertz Series 59) (ミリオンコミックス Hertz Series 59)
(2009/06/01)
ミエノ サオリ

商品詳細を見る


西洋の貴族と執事もの。繊細な絵と丁寧な話が魅力的。
著者自身もいうとおり、ちょいとパンチが弱いかなあ…という気はしますが。ちょっと詰め込みすぎなのかなあ。1話分くらい整理して短くしてもよかったのかも。
ロランの煮え切らないガンコさにはイライラしましたが気持ちはわかりすぎるほどわかってしまってせつなかったです。そして坊ちゃんが最終的にロランの意向を汲んでくれたことに感動した。。そしてカレル…いいひとすぎる…泣



螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)螺旋の素描 (POE BACKS Babyコミックス)
(2009/05/23)
会田 薫

商品詳細を見る


同人誌の再録+書き下ろし。
大正~昭和が舞台の、一流の娼婦を母にもつ少年(男娼)の話。
友だちの薦めで読んだので、それ以上の推薦文句が思いつかず、なんかうまいこと言えませんが。笑
完成度が高いというか、よく練られている漫画だと思います。登場人物もそれぞれちゃんと立っていて、脇キャラもそれぞれ魅力的(たんにかわいいとかじゃなくて、人間性で好感が持てる)だし、あと友だちも言ってたけどエピソードの扱いがうまい。ほんと、よく練られているなーって感じです。
主人公の蛸さんも魅力的ながら、途中で出会う女の子(タマ子)がいい。この二人のコンビが好きだなあ。「今悟った」…ラストにもつながるこの言葉、先生がどんな意味で言っていたのかが気になります。

★エディドヤ

エディドヤ (HUG COMICS)エディドヤ (HUG COMICS)
(2009/04)
歩田川 和果

商品詳細を見る


★BLです

絵柄が好みそうだったので購入しました。ざっくりさらさら、な絵柄かと思ったら、思ってたより丁寧で繊細な感じのさらさら絵でした。

主人公・野瀬の住むアパートの隣りに越してきた篠田は、親の遺産で暮らすニート。彼は旧約聖書に出てくるバテシバの視点の絵ばかりを描いている。(バテシバ=英雄ダビデが唯一犯した姦淫の罪の相手。ダビデはバテシバの懐妊を知り、夫ウリヤを戦地へ仕向け殺し、バテシバを妻として迎え入れた)篠田に興味を持ち始めた野瀬の前に、彼の元恋人だという男性が現れる。彼・井上は、学生時代に篠田の恋人に横恋慕し、二人を破局させ、結果二人の想い人は姿を消したのだという。ややこしい三角関係をひきずり続ける二人を前に野瀬は翻弄される。



過去の想いにとらわれて身動きができない(しない?)篠田。
「バテシバはウリヤを愛していたのかな」「ウリヤをうしなって泣いたのかな」
篠田の問いは自分への問いだったのだろう。本来あるストーリーを歪めてまで、彼がその場所に座り続けたのは――自分の臆病さ愚かさと彼自身が向き合えずにいたからなんじゃないかな。
彼が立ち上がることを決意したのはたぶん野瀬が彼に立ち向かったからで、野瀬にその勇気を与えたのは井上なんだよね。この人のわかりにくい愛情表現が好きだなあ。
立ち上がった篠田はバテシバのように逞しく、でもバテシバではない自分自身の行く末と答えを見つけようとしたんじゃないかなあと(勝手に)思っています。
目に見えるハッピーエンドではないものの、すがすがしい読後感。

筋としてはわりとよくあるお話ですが、そこにバテシバというキーワードを組み込んだことで読み応えのある話になっているように思います。読みにくいと思う人もいるかもしれませんが、というか実際わかりにくくなってはいますが…私は好きです。(ていうか正直細かいことは気にしないで好きに解釈したらいいと思うよ、本筋にはなんの変わりもないし)(こういう性格だから私は歴女にはなれない)
読み返すたびに新たな発見がありそうです。しばらくの間ときどき読み返してみたいと思います。



あと読みきり2編が好きです。
すんごくわかりにくい優しさとか愛情が描かれてる。一度傷ついてでも忘れられなくて、というところから始まる感じは1冊全体を通して同じテーマなのかなー。



ていうか漫画も面白かったんだけど、なによりあとがきが面白かった。あとがきが面白い人好き。

★生徒会長に忠告 4

生徒会長に忠告 4 (ディアプラスコミックス)生徒会長に忠告 4 (ディアプラスコミックス)
(2009/05/30)
門地 かおり

商品詳細を見る


★BLです

わ~!とうとう出ました、4巻!
【3巻の感想はこちら】

ネタバレするのでかくします。

...続きを読む

★テレビくんの気持ち

テレビくんの気持ち (バーズコミックス ルチルコレクション)テレビくんの気持ち (バーズコミックス ルチルコレクション)
(2009/04/24)
松本 ミーコハウス

商品詳細を見る


★BLです

ひそかに好きな作家さん。かーわーいーいー。
目は口ほどにモノを言う、というタイプのお話なんだけど、ちゃんと言葉にすることの大切さとか、向き合うことの難しさみたいなものがしっかり描かれていてすごく好き。

この本は、芸能人の幼馴染みがいる普通の子の話と、その芸能人友だちとマネージャーの話と、普通の子がバイトしてるコンビニ店長と本社の社員さんのお話が収録されてます。

私が好きなのはコンビニ店長と社員さんのお話!これはもうたぶん私の好みをある程度知ってる人にはバレバレと思う(笑)
素直になれない生真面目な人が懐の深い人に思いを寄せるお話が大好きだ!
素直になれないだけで実は結構エロかったりするともう最高だ!
「一人で泣いたの?」ってとこがもーもーもーうー!たまらん!

Template Designed by DW99

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。