ラリー イン ア マンション 1

LARRY IN A MANSION 1 (1) (バーズコミックススペシャル)LARRY IN A MANSION 1 (1) (バーズコミックススペシャル)
(2008/07/24)
猪股 ユキ

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猪俣ユキさん原作。猪俣さんって、昔「キュン」のCMに出ていた子だよね。雰囲気があって好きでした。最近では映画監督なんかもしているということで、へえ〜と思ってたのですが、これは猪俣さんの舞台を六本木綾さんが漫画化したものだそうで。

海岸沿いにあるマンションには、ばらばらな土地で育ち理由があって辿り着いた住人たちが住んでいる。部屋には動物の名前がつけてあって、住人たちはそれぞれの部屋の名前で呼び合っている。タイガー、スネーク、ウルフ、チーター、キャット、ラビット、クロコダイル。
クロコダイルは突然姿を消した。スネークもいつからか姿を見せなくなった。
そしてある日突然、マンションに新しい客がやってくる。その客は「スネークに教えてもらってここに来た」という…。

それまでほとんどお互いのことを深く知らなかった住人たち。
それぞれが過去に抱えたなんらかの事情が少しずつ語られていきます。なかでも名前も持たず悪い仲間・Rに騙されていたというチーターの過去は哀れで泣けるものがあります。「疑いこそが最大の裏切りだ」というウルフの言葉はぐさりと刺さった。
少しずつ変化していく住人たちの関係、Rの今後、そしてクロコダイルとスネークの行方など、今後の展開が気になります。異国のような舞台も、雰囲気ある言葉も情緒的で好き。

ミスターコンビニエンス

ミスターコンビニエンス (MARBLE COMICS)ミスターコンビニエンス (MARBLE COMICS)
(2008/07/16)
阿仁谷ユイジ

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★BLです

好きが高じると、感想がうまく書けない傾向があるのですが、これもそのひとつ。
たぶん感覚的な部分がツボなんですよね…。
この人のエロのエロさが好き。
私はわりと、BLはエロくなきゃ!という主張はない人間で、それよりも心理描写とかせつなさとかがちゃんと描かれていればエロはなくてもいいじゃん、と思っているのですが、阿仁谷さんの漫画は単純に、エロがエロいとこが好きです。もちろん心理的な動きがあるからこそ、エロがいいと感じられるんだけど。好きな人に触れるって幸せなことなんだなあ、とか、自分のことを好きな人に触ってもらうのって気持ちいいことなんだろうなあ、とか、エロに対して肯定的になれる。

しがないコンビニ店長の北村が、バイト店員の南原にクビを仰せ付けたらなぜか告白され、それから南原のアプローチにかき乱される、というお話。彼女もいるし、立場もあるし、そもそもホモじゃないし…南原に惹かれつつも、現状を捨てきれない北村。男の人のズルさとか純粋さとか、女の人のしたたかさとか、自分のすぐ隣にいそうな登場人物たちが魅力的です。どーしようもなかったりずるかったり弱かったりするところを、憎たらしいとか大嫌いとか思いつつも、許したり愛したりできてしまうのが人間なんでしょうね。

チーム・バチスタの栄光 上・下

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))
(2007/11/10)
海堂 尊

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医大の有能手術チームで立て続けに起こった術中死。その理由について調査することを命じられた、のは、不定愁訴外来(別名「愚痴外来」)で、日々病院への不満応対をしていた田口。なぜ自分が?と思いつつ、田口はチームのメンバーに聞き取りを始める――。



映画化もされ、面白いと評判だったので読んでみました。

田口のちょっと斜に構えた姿勢のせいか、最初はちょっと読みにくかったです。が、それに慣れてしまえば…というか田口以外の人物のほうが一癖も二癖もあったので、田口が普通に見えてきたという(笑)。
上巻はややテンポが悪いのですが、下巻はとにかく破天荒なキャラの登場と展開で一気に読めてしまいました。しかしあまりに上下巻でテンポが違うのも疲れるので、1冊で一気に読むほうがいいかもしれない。

失礼ながらミステリ的な部分はわりとどうでもいいというか、最初の流れと事件の真相はあまり結びついていないような気がするのですが、人間関係や性格の書き方が面白かったです。術中死にまつわる推理そのものよりも、高階病院長の政治的才能、高階に対する田口の複雑な感情、事件の真相が明らかになった後の始末のつけかたのくだりなんて、たまらない。
ひとえに田口先生のお人よしで騙されやすい(けどどっかひねくれていて、たまにすごい回転する)人柄がかわいかった。田口って、たぶん「人が何をしてほしいか」ってことだけよく見える人なんじゃないかな。さすが不定愁訴外来。
ただ性格的なところからのアプローチが多いわりには、その方法や効果の説明があまりなくて、知的好奇心が中途半端に満たされない…。そして心理的な部分についても、もうちょっと掘り下げてもよかったんじゃないかなあ…と思いました。まあこのへんは好みですけどね。

例によって「桐生・鳴海」のエリート義兄弟コンビ(お互いが相手を傷つけたことに負い目を持って必死で相手の役に立とうとしてるんだぜ…萌え…)と「高階・田口」のコンビ(喰えない者同士、騙されたり騙されたり騙されたりしつつ、でも高階を尊敬している田口)にきゅんとしました。ここらへん、たぶん腐女子向け。

復讐プランナー

復讐プランナー (14歳の世渡り術)復讐プランナー (14歳の世渡り術)
(2008/06)
あさの あつこ

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たかられていた友達を助けたことがきっかけで、いじめの標的になった雄哉。普段は優等生の久利谷たちの手管は巧妙だから、信じてもらえなさそうで、教師にも打ち明けられない。助けた友達にも裏切られ、雄哉はしだいに孤独になっていく。そんなとき、唯一事情を知っている図書委員の山田先輩から「復讐ノート」を書くことを薦められる。冷静になれ。落ち着いて考えろ。ノートはその助けになる。言われるままに、雄哉はノートを使い始める。復讐プランを書き出すうちに、雄哉は自分の気持ちが少しずつ変わっていくことに気付く。



河出書房新社が新たに刊行している「14歳の処世術」シリーズ。理論社のよりみちパン!セと似てるかな。ヤングアダルト世代に向けた人生の指南書みたいなやつ。読みやすくて面白いものも多く、それでいて内容は深かったりで、私はわりと嫌いじゃないです。
あさのあつこさんの「いじめ」をテーマにしたこの本は、小説をリードとした、いじめに対応する際のマニュアルのようなものになっています。巻末には、復讐ノートカタログ、探偵テクニック、法律について、参考図書、なども。
小説として読んでしまうと尻切れトンボな印象ですが、本の趣旨を考えるとこんなものなのかなーというところ。



追い詰められて孤独になったときに有効な対処法として、「ノートを書く」ことが提案されたことが興味深かったです。感情を形にすることで、冷静になり、自分の状態や相手のことを客観的に見つめること、逃げられないと感じている現実に対して、非現実的でも前向きに対策を練ろうとすること。それは前向きに生きていくのに絶対に必要なことだと思う。そしてなにより「ぎりぎりまで無理すんなよ。余裕のあるうちに逃げ出せ」という、極意。ストーリーはいじめなんだけど、今の自分の職場での状態になぜか重なりました(あっ、別に私が職場いじめにあってるわけではないです!断じて!)。

かくいう私も、十代の頃はずっとノートつけてたなあ。。…復讐とかじゃなくて、なんでも呟き用のノートですけど。とにかく学校であった嫌なこととかいいこととか、自分の頭の中でウワーって巡っていることを文字にして書くんです。やっぱり最初のうちは「むかつく!」とか「うれしい!」とかしか書けないんだけど、そのうちに「なにが自分にとって嫌だったのか」「どうしてうれしかったのか」ってことを書くようになっていくんですよね。自分のことがしっかり見つめられるようになると、ようやく相手のことが見えてくる。大事なのは書くという行為ではなくて、自分を見つめて冷静になること。
あのノートがあったおかげで私は孤独じゃなかったんだろうな、と思うのです。ノートが私の相談相手だった。…まあ、あれがあったおかげでいっそう妄想が得意になり、現実になかなか目が向かなくなったという逆の要素もあるんですが…。



幸いにして雄哉は、山田先輩の教えを乞い、友達の章司とも和解して、3人でいじめに立ち向かうのですが、さあここから、というところで物語りは終了。読者にゆだねられます。
タイトルが『復讐プランナー』とあるように、いじめられて追い詰められている後輩に対して、復讐ノートなどの対策を伝授するという「裏の伝統」を仕事にしてみたいと考える山田先輩の言葉もあって、続きが欲しいな、シリーズ化しないかなぁと考えてしまうのは私だけではないはず。

備忘録

●町でうわさの天狗の子(1,2)
●拝み屋横丁顛末記(10)
●となりの801ちゃん(2,3)
●隣りの
●400DAYS

◆仮面ライダーカブト(12)

聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)聖☆おにいさん 2 (2) (モーニングKC)
(2008/07/23)
中村 光

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劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 コレクターズパック+電キバ祭り劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事 コレクターズパック+電キバ祭り
(2008/07/21)
特撮(映像)

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